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今回はあらためてきぼう塾の「3つのポイント」の2を紹介します!
POINT 2 一人ひとりに合わせた指導
「一人ひとりに合わせた個別指導」ということを掲げている塾はよくありますが、きぼう塾の「一人ひとりに合わせた指導」というのを少し詳しく整理したいと思います。
生徒さん一人ひとりは「十人十色」。
文字どおり10人いれば10人まったく違う人格であり性格であり、勉強に対する考え方、取り組み方、やり方も本当にそれぞれです。
それは小学校からの勉強のなかで自然と身に付いてきたものだと思います。
その一人の生徒さんが困っているところ、つまずいているところを指導することが学力アップの一番の近道です。
きぼう塾では、学習の成果、つまり学力アップに関係する大事なものは大きく3つと考えています。
学習にかかわる大事な3つのこと
1つめは「読解力(理解力)」、2つめは「気持ち」、3つめは「勉強のやり方」です。
「気持ち」と「勉強のやり方」はさらに3つに分かれます。
すこし詳しく紹介すると、
読解力(理解力)
教科書を読んで理解できる、解説を読んで理解できる、人の話を聞いて理解できるかどうかですね。
以前『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』(新井紀子著)という本が話題になりましたが、かなり根本的な問題として、そもそも教科書の文章を読んでその内容が理解できるかどうかということです。
私もこの本の内容には衝撃を受けて、さっそく生徒さんにも本で紹介されていた読解力の簡単なテストをやってもらったりしましたが、予想以上に文章が読み取れていないということがわかりました。
詳細は長くなるのでまた別の機会にしたいと思いますが、まずはそもそも学校の先生の言っていること、教科書や参考書に書いてあること、問題集の解説に書いてある説明を理解できるかどうか…。
これは学習の土台になるものですね。
かと言って、どうやったら読解力を伸ばせるかですが、なにか特効薬のようなやり方があるというわけではないです…。
きぼう塾では
「文章を絵にする」「絵を文章にする」トレーニング
自分の言葉で言い直す・説明してもらう
などを取り入れています。
気持ち(非認知能力)
これは最近よく言われている「非認知能力」にあてはまると思います。
モチベーション(動機づけ・ものごとを行うための動機や意欲になるもの)
生徒さんの場合は「いい点数とって褒められたい」「〇点以上とったらご褒美もらえる」「〇〇高校に行きたい」「将来〇〇になりたい」とかですね。
これはほんとに人それぞれだと思います。
きぼう塾のテーマでもある「勉強するのはなんのため?」にあたります。
このモリベーションがすべての土台であり、スタート地点ですよね。
やる気(やり遂げようとする積極的な気持ち)
具体的には「さあ学校のワークをやろう!」「テレビ見たから8時から宿題しよう!」とか、実際に机に向かう気持ちということです。
集中力(あることに気持ちや注意を集中させる能力)
これはわかりやすいですが、勉強やり始めてから集中してできるかどうかですね。
意外と「モチベーション」と「やる気」が混同されがちですが、やはり違うものだと思っています。
いい点をとって友だちと一緒に〇〇高校に行きたいという「モチベーション」はあっても、実際机に向かう「やる気」が出ないということはよくありますね。
これは一応「モチベーション」はあるので、実際に机に向かうための実際の「やる気」をだす対策が必要です。
さらに机に向かって問題集などをやり始めたはいいけど、すぐに目の前に置いてあった漫画が気になり読み始めてしまう…「集中力」が続かないなんてことも。
その場合は机の周辺には勉強以外の気になるものは置かないという対策が必要です。
勉強法
計画性
なにをどうやるべきか、どれくらいのボリュームがあるか、1日どれくらいやれば全部できるかなどの計画性があるかです。
テストに関していえば、テスト範囲を全部やって、さらに復習する計画を立てているかどうかです。
実際のやり方
これは奥が深いですが、ちゃんと効果的なやり方ができているかどうかです。
きぼう塾ではなるべくわかりやすく伝えて、具体的なアイテムもプレゼントしたりしています。
量
あとは勉強量ですね!なにごともそうですが、1回やってすぐにできるようになればだれも苦労しません。
できるようになるには繰り返しやることが欠かせないですし、繰り返しやるにはそれなりの時間が必要です。
一人ひとりに合わせた指導
長くなりましたが…。
目の前の生徒さんは、なにができていて、なにが課題か。
一人ひとりに合わせた指導をしないと伸びない!
たとえばそもそもモチベーションがない生徒さんにいくら勉強のやり方を教えても響かないわけです。
モチベーションもやる気もあるけど、そもそも勉強のやり方がもったいない(問題集をやっても答え合わせしてない…など)なら、勉強のやり方を重点的にアドバイスします。
読解力の対策は長い目で見た対策が必要なので簡単にはいかないのですが…。
とにかく、このように一人ひとりの状況に合わせた指導をじっくりていねいにおこなっています!