以下、保護者の方に送ったLINEやメール(抜粋)です。
いよいよ長野市でも感染経路不明の新型コロナウィルス感染者が出て、濃厚接触者も不特定多数いるとのことで、とても心配ですね。
学校が明日から完全休校となりましたが、学校からの宿題については、すでに配布された学校、まだの学校とあると思います。
⚪︎⚪︎さん(生徒さんの名前)とご家庭と私の三人四脚でこの前代未聞の状況をプラスに変える取り組みをと考えております。
不安を煽るような報道や情報、学習塾なども多いですが、冷静に現状を考えてみました。
現状について
①とりあえず4/24(金)までの休校となっていますが、現在の状況から考えて最低でも5/6の連休明けまで、さらには夏休みまでなどの可能性も十分に考えられます。
②学校からの宿題をしっかりやるかどうか、と同時にどれだけ休校期間に勉強を習慣化し、生活リズムが整った生活をしたかで、
学校再開後の学力格差がますます大きくなるし、学力だけにとどまらず、今後の生活全般にも大きく影響します。
(休校期間中、しっかりと中身のある学習ができるか、ただよくわからないまま宿題をやるだけか)
③NHKなどのニュースでも報道されましたが、
文部科学省は令和2年度の学習カリキュラムについて(最低でも2週間の遅れが生じますが)遅れた分は、
まずは
・時間割の変更
・学校行事の削減
・長期休業の短縮
・土曜日に授業をおこなう
で対処するとしていますが、
休業がさらに長期化した場合は、
・家庭学習が一定の条件を満たしていて、定着が見られると判断すれば、学校再開後にあらためてその範囲の授業はおこなわない
と発表しています。
つまり、たとえばこのまま夏休みまで休校が延長されたりした場合は、当然、時間割の変更や学校行事の削減、長期休業の短縮、土曜授業だけでは、学校の先生の負担を考えても対処しきれません。
なので、この休校期間に学校からの宿題として1学期の内容などはある程度やってもらって、その分に関しては学校再開後は授業はおこなわず、できているものとして先に進むということです。
とにかく、前代未聞の状況であります。
くり返しになりますが、
この期間の過ごし方、学習が学校再開後に大きく影響することは間違いないです。
プラスにとらえると、この期間にこれまでの学習の弱点・苦手なところを克服し、さらには学校再開後の内容についても予習をすすめられ、学校再開後に大きく成長していことができるチャンスです。
ただ、学校からの宿題をなんとなくやっただけで過ごしてしまうと学校再開後に大きな差ができてしまうとも言えます。
そこで…
ということで、
塾からの提案やまずは不安をお聞きするアンケートをおこないました。
とにかく、この誰も経験したことがない状況に、子どもたちと保護者のみなさまと塾で三人四脚で乗り越えて、この感染拡大がはじまる前よりも成長できるように取り組んでいきたいと思います!